その特性、うまく言語化できますか?専門家が漫画で解説。
頻繁に5分、10分の遅刻を繰り返す。周囲からはちょっとだけ早起きすればいいのに「怠惰な人」だと思われてしまう。
そんな経験ありませんか?
どうしても数分の遅れが続いてしまう。まわりからは「気がゆるんでいるのでは」と思われてしまうこともありますが、実際には、いくつかの発達特性が関係している場合があります。
たとえば、「実行機能」と呼ばれる力は、見通しを立てる、計画を立てる、段取りを考える、順番を調整する、といった一連の流れを支えるものです。この働きがうまくいかないと、朝の身支度のように、短い時間の中で複数のことを同時に進める場面で、難しさを感じやすくなります。また、人によっては時間の見積もりや時間の感覚がつかみにくく、「あとどれくらいで出発すればよいか」を実感としてとらえにくいこともあります。急ごうとすればするほど頭の中が混乱してしまい、かえってスムーズに進まなくなることもあります。
負担を減らす方法としては、たとえば、身支度の流れをあらかじめ決めておく(動線や順番、服装、朝食を固定する)、余裕を持った働き方(フレックスタイムや在宅勤務)を取り入れる、移動手段を見直す、といった方法が役立つことがあります。
精神保健福祉士・公認心理師・キャリアコンサルタント・臨床発達心理士
北里大学院にて医科学修士取得。精神科病院や都内クリニック副院長を経て、 2020年「メンタルサポート&コンサル沖縄」を設立。企業・公的機関での労働者カウンセリングや職場研修のほか、 キャリアコンサルタント養成にも注力。日本産業精神保健学会理事。著書に『もし部下が発達障害だったら』、『部下の発達特性を活かすマネジメント』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『職場の同僚のフォローに疲れたら読む本』 (PHP研究所) など多数。
「気のゆるみ」と誤解される遅刻――特性を知って負担をへらすヒント
どうしても数分の遅れが続いてしまう。まわりからは「気がゆるんでいるのでは」と思われてしまうこともありますが、実際には、いくつかの発達特性が関係している場合があります。
たとえば、「実行機能」と呼ばれる力は、見通しを立てる、計画を立てる、段取りを考える、順番を調整する、といった一連の流れを支えるものです。この働きがうまくいかないと、朝の身支度のように、短い時間の中で複数のことを同時に進める場面で、難しさを感じやすくなります。また、人によっては時間の見積もりや時間の感覚がつかみにくく、「あとどれくらいで出発すればよいか」を実感としてとらえにくいこともあります。急ごうとすればするほど頭の中が混乱してしまい、かえってスムーズに進まなくなることもあります。
負担を減らす方法としては、たとえば、身支度の流れをあらかじめ決めておく(動線や順番、服装、朝食を固定する)、余裕を持った働き方(フレックスタイムや在宅勤務)を取り入れる、移動手段を見直す、といった方法が役立つことがあります。
佐藤 恵美
精神保健福祉士・公認心理師・キャリアコンサルタント・臨床発達心理士
北里大学院にて医科学修士取得。精神科病院や都内クリニック副院長を経て、 2020年「メンタルサポート&コンサル沖縄」を設立。企業・公的機関での労働者カウンセリングや職場研修のほか、 キャリアコンサルタント養成にも注力。日本産業精神保健学会理事。著書に『もし部下が発達障害だったら』、『部下の発達特性を活かすマネジメント』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『職場の同僚のフォローに疲れたら読む本』 (PHP研究所) など多数。