自分の特性をうまくコントロールする方法を楽しく漫画化。
定型発達(発達障害のない)の人にはごく簡単で、やれて当たり前の「メモを取る」という行為。
発達特性のある人にとっては、非常に困難を伴うことがある、というお話です。
人の話を聞きながらメモを取るという行為には、耳から入ってきた情報を一時的に保持しながら整理する「ワーキングメモリ」という脳の働きが関係しています。
「話を聞きながら一時的に記憶し、大事なポイントを整理して、同時に書く」ことは人によっては大変な行為です。しっかり話を聞こうとしているのにメモが取れなかったり、書こうとすると内容がうまくまとまらず、自分でもよく分からないメモになってしまうことがあります。
また、メモに集中すると、今度は話のほうが頭に入りにくくなることもあります。
こうしたことから、指示と違うことをしてしまい、「ちゃんと聞いていない」「忘れるならメモを取って」と叱責されたり評価を低くしてしまうことがあります。
けれども、実際には「聞きながらメモを取る」こと自体が難しい場合もあり、それが周りに伝わりにくいこともあります。
精神保健福祉士・公認心理師・キャリアコンサルタント・臨床発達心理士
北里大学院にて医科学修士取得。精神科病院や都内クリニック副院長を経て、 2020年「メンタルサポート&コンサル沖縄」を設立。企業・公的機関での労働者カウンセリングや職場研修のほか、 キャリアコンサルタント養成にも注力。日本産業精神保健学会理事。著書に『もし部下が発達障害だったら』、『部下の発達特性を活かすマネジメント』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『職場の同僚のフォローに疲れたら読む本』 (PHP研究所) など多数。
「メモが苦手」背景にある脳の働き
人の話を聞きながらメモを取るという行為には、耳から入ってきた情報を一時的に保持しながら整理する「ワーキングメモリ」という脳の働きが関係しています。
「話を聞きながら一時的に記憶し、大事なポイントを整理して、同時に書く」ことは人によっては大変な行為です。しっかり話を聞こうとしているのにメモが取れなかったり、書こうとすると内容がうまくまとまらず、自分でもよく分からないメモになってしまうことがあります。
また、メモに集中すると、今度は話のほうが頭に入りにくくなることもあります。
こうしたことから、指示と違うことをしてしまい、「ちゃんと聞いていない」「忘れるならメモを取って」と叱責されたり評価を低くしてしまうことがあります。
けれども、実際には「聞きながらメモを取る」こと自体が難しい場合もあり、それが周りに伝わりにくいこともあります。
佐藤 恵美
精神保健福祉士・公認心理師・キャリアコンサルタント・臨床発達心理士
北里大学院にて医科学修士取得。精神科病院や都内クリニック副院長を経て、 2020年「メンタルサポート&コンサル沖縄」を設立。企業・公的機関での労働者カウンセリングや職場研修のほか、 キャリアコンサルタント養成にも注力。日本産業精神保健学会理事。著書に『もし部下が発達障害だったら』、『部下の発達特性を活かすマネジメント』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『職場の同僚のフォローに疲れたら読む本』 (PHP研究所) など多数。