障害者のためのキャリア共創コミュニティ
アカウント登録 ログイン
みんなのトリセツ

自分の特性をうまく
コントロールする方法を
楽しく漫画化。

HOMEみんなのトリセツ「メモを取る」って意外と難しい?

「メモを取る」って意外と難しい?

30代 発達障害(ASD、ADHD)

定型発達(発達障害のない)の人にはごく簡単で、やれて当たり前の「メモを取る」という行為。

発達特性のある人にとっては、非常に困難を伴うことがある、というお話です。

職場で打ち合わせ中、話を聞きながらメモを取る主人公あゆみ。予算案について「PLは今期ベース、BSは見ない、発注を追加するか検討」などの話が出る。特性解説では「ワーキングメモリ」の説明があり、複数のことを同時に処理する難しさが示される。会話の中で「発注追加はどの会社か」と問われるがあゆみは思い出せず、聞こうとすると手が止まり、書こうとすると聞けなくなり混乱する様子が描かれている。
ワンポイントアドバイス

「メモが苦手」背景にある脳の働き

人の話を聞きながらメモを取るという行為には、耳から入ってきた情報を一時的に保持しながら整理する「ワーキングメモリ」という脳の働きが関係しています。

「話を聞きながら一時的に記憶し、大事なポイントを整理して、同時に書く」ことは人によっては大変な行為です。しっかり話を聞こうとしているのにメモが取れなかったり、書こうとすると内容がうまくまとまらず、自分でもよく分からないメモになってしまうことがあります。

また、メモに集中すると、今度は話のほうが頭に入りにくくなることもあります。

こうしたことから、指示と違うことをしてしまい、「ちゃんと聞いていない」「忘れるならメモを取って」と叱責されたり評価を低くしてしまうことがあります。

けれども、実際には「聞きながらメモを取る」こと自体が難しい場合もあり、それが周りに伝わりにくいこともあります。

監修者 メンタルサポート&コンサル沖縄 代表

佐藤 恵美 

精神保健福祉士・公認心理師・キャリアコンサルタント・臨床発達心理士

北里大学院にて医科学修士取得。精神科病院や都内クリニック副院長を経て、 2020年「メンタルサポート&コンサル沖縄」を設立。企業・公的機関での労働者カウンセリングや職場研修のほか、 キャリアコンサルタント養成にも注力。日本産業精神保健学会理事。著書に『もし部下が発達障害だったら』、『部下の発達特性を活かすマネジメント』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『職場の同僚のフォローに疲れたら読む本』 (PHP研究所) など多数。 

記事をシェアする

障害者雇用に関心のある方や実際に働いている方が、
相談や情報交換を通じて、より良い雇用を目指す交流の場。
「あしたのあるきかた」

こちらもオススメ

ページのTOPへ戻る
HOMEみんなのトリセツ「メモを取る」って意外と難しい?